
ここでは大学での確率論のおすすめ参考書を紹介します。
学部3年~4年から学ぶことが多く、また測度論やルベーグ積分の知識が求められるため、それに対応した本を選んでいます。
- 1,『確率論』伊藤清
- 1.5,『ルベーグ積分入門---使うための理論と演習』
- 2,『確率論 講座数学の考え方』
- 3,『確率論 講義ノート』
- 4,『ルベーグ積分から確率論』 (共立講座 21世紀の数学)
- 洋書に挑戦!レベルの高い確率論
- 不要な参考書や教科書は売ろう
- 大学数学おすすめ参考書まとめ
1,『確率論』伊藤清
伊藤清の『確率論』は、確率論の奥深さと魅力を存分に味わえる一冊です。
多くの確率論の書籍がこの本を参考にしていることからも、手元に置いておく価値は十分にあります。
本書を理解するには、測度論や大学初年度の解析の基礎知識が前提となるため、内容は決して易しくありません。
しかし、そこを乗り越えれば、後半では確率微分方程式などの応用にも触れることができ、確率論の本質と実践的な応用力を同時に身につけられます。
確率論を本格的に学びたい、あるいは楽しみながら深く理解したい方にとっては、必読の書といえるでしょう。
1.5,『ルベーグ積分入門---使うための理論と演習』
確率論を本格的に学ぶ前に欠かせないのが、測度論とルベーグ積分の理解です。
本書は、伊藤清『確率論』を読み進める際の強力な補助教材として特におすすめできます。
測度論とルベーグ積分の基礎を、理論だけでなく豊富な演習問題を通じて学べる構成となっており、さらに解答解説も丁寧に付されているため、独学でも安心して取り組めます。
抽象的で難解になりがちな分野を、実際に「使える」形で身につけたい方にとって、まさに最適の一冊といえるでしょう。
2,『確率論 講座数学の考え方』
測度論・ルベーグ積分の復習をしながら、確率論を体系的に学ぶことができる、バランスの取れた一冊です。
すでに測度論やルベーグ積分をある程度学習し、「次の段階として確率論に進みたい」という方には最適でしょう。
逆に、これらの基礎が固まっていない場合は、本書に取り組む前に【1.5 『ルベーグ積分入門―使うための理論と演習』】で基礎固めをしておくことをおすすめします。
3,『確率論 講義ノート』
「測度論やルベーグ積分はよくわからないけれど、とにかく早く確率論を学びたい」という方に最適の入門書です。
初学者にも理解しやすいよう丁寧に解説されており、参考書としてだけでなく読み物としても楽しめます。
※実際に筆者(私)自身もこの本を通じて理解を大きく深めることができ、非常に助けられました。
確率論にスムーズに入門したい方に強くおすすめできる一冊です。
4,『ルベーグ積分から確率論』 (共立講座 21世紀の数学)
「測度論やルベーグ積分を手早く学び、できるだけ早く確率論に進みたい」という方にぴったりの書籍です。
確率論とルベーグ積分を一体的に学べる書籍はいくつか存在しますが、その中でも特に本書は構成が丁寧で、整理された形でわかりやすくまとめられています。
大学のカリキュラムにもよりますが、学部レベルで学ぶ確率論であれば、この一冊で十分にカバーできるでしょう。
洋書に挑戦!レベルの高い確率論
洋書でさらにレベルの高い確率論を勉強して見ませんか?
下の記事で解説していますので、是非参考にしてください。
不要な参考書や教科書は売ろう
大学では、単位取得の都合上、全学部共通科目などで使用する教科書や参考書を購入する必要があります。
しかし、授業が終わった後はほとんど使わなくなり、不要になってしまうことが多いです。
そのまま捨ててしまうのはもったいないですし、古本屋に売ると安く買い叩かれてしまうこともあります。
そこでおすすめなのが、メルカリで売る方法です。
メルカリで売ることには、次のようなメリットがあります。
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高値で売れる
古本屋よりも自分で価格を設定できるため、相場に合った価格で売ることができます。 -
手軽に出品できる
スマホ一つで写真を撮って出品でき、送料も配送方法を選べば簡単に対応可能です。 -
不要な物が有効活用される
他の学生や社会人に必要な人が購入するため、物を無駄にせず循環させることができます。
お得に始めよう
そしてこのメルカリですが、新規登録時に招待コード「NKWTPJ」を入力すると、500円分のポイントがもらえます。
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大学数学おすすめ参考書まとめ
※おすすめ数学参考書まとめは下から見れます!