~数学科が選ぶ、おすすめの洋書(数学)はこれだ!!~
こんにちは、ドジソンです。(https://twitter.com/Dodgson_007)
今回はおすすめの数学の洋書を紹介していきます!
数学の洋書は高いから、できるだけいいものを選びたいところ。
なので、レベル別に紹介していくのでそれで決めてくれれば、と。
注意:
本記事は主に高校生~大学一年生などの初学者向けの内容となっています。
理系大学生(または大学院生)や、レベルの高い洋書を探している方は下の記事がおすすめです。
1、初級レベル(線形代数):高校~
この本は、MITの教授であり著者であるGilbert Strangによる、線形代数の初歩的な教科書です。
高校数学のベクトルが理解できれば、中学生でも読める内容です。
数学科に進む、あるいは数学が好きだというなら、まず初めにこれをおすすめします。
中学、高校生で途中難しいと感じるならば、マセマの線形代数もあわせて買っておくといいですね。
大学に(特に理学系工学系)入っても使うので先に勉強するという意味でも持っておくべきです。
また、線形代数をこれから学ぼうとする人には、下の本を最初に読んでおくと後が楽になります。
ザ・入門書という感じで上で紹介したマセマより簡単なので、こちらから始めてもよいでしょう。
2、中級レベル(解析):大学生~
初級からレベルが少し上がりますが、この本もおすすめ。
実数体や複素数体の性質から始まり、位相空間、数列と級数、連続性、微分積分、関数列と級数、特殊関数、多変数関数、微分形式の積分、ルベーグ積分など、数学解析の重要なトピックを網羅しています。
普通に難しいので(洋書を読むという意味で)大学生からが良いでしょう。
ですが、英語に自信があり大学の微積を一通り勉強し終えた高校生なら読んでみてもよいかと。
あるいは、下のような数学専門の英和和英辞典を持っておくのも良いでしょう。
数学の場合、翻訳するにもGoogle翻訳では限界があったりするため。
3、上級レベル:自信がある人向け
レベルの高い洋書に挑みたい方は上の記事で紹介している本がおすすめです。
分野ごとにしっかりとした説明を入れているので、是非参考にしてください。
勉強したい分野が決まっていない、あるいは何でもいいから難しい洋書を読みたいという方は下で紹介する洋書もおすすめです。
この本では集合・位相の基本的な概念や定理をわかりやすく解説しています。
抽象的な理論だけでなく、実際の関数や空間への応用例もたくさん紹介されており、イメージ図も豊富に掲載されています。
※この本の詳しいレビューは≫こちらの記事を参考にしてください。
これが問題なく読めるのなら大学一年の抽象的な数学(集合位相)は苦でないでしょう。
この本では測度~ルベーグ積分の勉強ができます。私も三年の時にこれで勉強しました。レベル的には間違いなく上級でしょう。
大学一年、二年の基礎がしっかりしていれば、何とか読めるかな、レベル。
≫こちらの記事では、他にもおすすめできる"測度&ルベーグ積分"の洋書を紹介していますので、自分に合った方を選んでください。
※難しいと感じるなら翻訳版もあるので、一緒に使うのもありかと。
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★下にPrime Studentの特典内容を載せておきますので参考にしてください。
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