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【集合位相】全射であるが単射でない例


ここでは全射であるが単射でない例を見てみます。
確認用や課題などの参考にしてください。

※確認済みですが、万一、記事内にミスがあれば、お問い合わせ、またはTwitterまでご連絡ください。

全射だが単射でない例

コツを掴めば大丈夫。
例えば、
f:\mathbb{R} ^{2}\rightarrow \mathbb{R} ;\left( x,y\right) \mapsto x-y

上は全射であることは明らかなので、単射でないことを示したい。

これは
f\left( \left( 0,0\right) \right) =f\left( \left( 1,1\right) \right)
より
\left( 0,0\right) \neq \left( 1,1\right)

なので、単射でないことがわかる。

例2&問題

f:\mathbb{R} ^{2}\rightarrow \mathbb{R} ;\left( x,y\right) \mapsto 3x+y

上の例と似たものを用意した。問題&確認用として使ってほしい。
全射であることは明らかなので、単射でないことを示してみよう。

おわりに&おすすめ

最後に、大学数学のおすすめ参考書まとめの記事を紹介します。
当サイトで人気記事となっていますので、よければ読んでみてください。

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