【厳選】数学科が勧める複素関数の参考書
こんにちは、ドジソンです。
普段は『その場で勉強できる』を意識して大学数学記事を書いている者です。
参考:即解決!大学数学まとめ【院試まで使える】 - ドジソンの本棚
上でも十分ですが、それより先を求める方に。
今回は大学数学の複素関数(複素解析)のおすすめ参考書(教科書)をご紹介します。
例えば≫この本です。
予習・復習用におすすめ参考書
『はじめての複素関数論: ~基礎から学ぶ入門編~』
複素関数の予習・復習用に筆者(私)が作成した参考書(電子書籍)となります。
≫Kindle Unlimitedを利用されている方は無料で読むことができ、購入の場合も、通常価格(紙)より、10倍安く買うことができます。
3000円~4000円という紙の本を買うより、数百円の電子書籍で安く買って勉強したい方におすすめですので、もしよければこの機会にお手に取っていただければと思います。
※≫Kindle Unlimitedに登録すると、30日間無料で利用でき、他者出版物の対象書籍も読み放題になります。興味がある方は、是非お試しください。
厳選!複素関数
それでは見ていきます。
場合によって様々なので
自分に合ったものを見つけましょう!
1.急いでいる方向け
『道具としての複素関数』涌井 貞美(2017):日本実業出版社
この書籍は、複素関数(複素解析)についての基礎理論をわかりやすく紹介しています。
また、複素関数をより直感的に理解できるように設計されており、難解な数学記号や冗長な説明を排除し、「複素関数の素晴らしさ」を読者に伝えています。
理系の大学生や技術者、そして大学の副読本としても最適な一冊です。
複素関数を使いこなすための必須ツールとして、ぜひ手に取ってみてください。
2、とにかく実力を付けたい方向け
『複素関数入門』ジェームズ・ウォード・ブラウン、 リュウエル・V.チャーチル(2008)数学書房
この書籍は、大学理工系や教育系、高専の学生向けの素晴らしい教科書兼参考書です。
内容は数学的に厳密でありながら、読者が容易に理解できるよう工夫されています。
さらに、章末に500題以上の豊富な練習問題が用意されており、演習書としても非常に適しています。
複素関数に関する知識を習得し、実践的に活用したい学生にとって、必携の一冊です。
※○○演習という本は他にもありますが、買うとすればこの本か、次の『関数論演習』でしょうね。
自分のレベルにあった方を選びましょう。
『関数論演習』藤家 龍雄 (著), 岸 正倫 (著)(1993)サイエンス社
内容としては、上で紹介した本とほぼ同じです。
問題量が多く、レベルも高いのが特徴です。
試験や院試対策、さらに実力を付けたい方はこちらもおすすめです。
3、時間がある場合(大学2,3年くらい)
アールフォルスの複素解析は有名なので皆さん知っているはずです。
レベルが(かなり)高いので二周目、三周目の学習に使うとちょうど良いくらいです。
複素関数について深く研究したい、卒論や修論でテーマとして使いたいという方は買っておくべき一冊となります。
しかしながら、問題練習などは無いので、その点は注意すべきでしょう。
以上、厳選四冊でした。
あわせて読みたいおすすめ参考書
しかしながら、忙しい時期に追加で覚えることが増えると、時間が無く困ります。
そこで、筆者(私)が作成した『はじめてのLaTeX ~初心者向け入門書~』がおすすめです。
本書は、初心者向けにわかりやすく、可能な限り早く習得するために作成しました。
本記事初めに紹介した複素関数の参考書と同様に、≫Kindle Unlimitedの利用者であれば無料で読めます。
また、こちらも通常購入をする場合でもかなり安く買うことができます。
興味がある方は、是非!
※≫Kindle Unlimitedに登録すると、30日間無料で利用でき、他者出版物の対象書籍も読み放題になります。興味がある方は、是非お試しください。
おわりに&まとめ
本記事では、複素関数の勉強で特におすすめできる参考書を紹介しました。
また、筆者(私)出版の電子書籍もおすすめですので、もしよければご購読いただければと思います。
さいごに、上で紹介したものを再掲します。
【電子書籍】
【参考書(紙)】