LaTeXを使用して文書を作成する際、フォントとフォントサイズの変更は、文書のスタイルをカスタマイズするために重要となります。
この記事では、LaTeXでフォントとフォントサイズを変更する方法について詳しく解説します。
具体的な例を交えながら、LaTeXでのフォントとフォントサイズのカスタマイズ方法を説明します。
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1. フォントの変更:
LaTeXでは、デフォルトのフォントが使用されますが、異なるフォントを選択することもできます。
例えば、以下のようにしてフォントを変更できます。
\usepackage{fontspec} \setmainfont{Times New Roman}
上記の例では、Times New Romanフォントを文書のメインフォントとして設定しています。
異なるフォントを使用する場合も同様に設定できます。
2. フォントサイズの変更:
フォントサイズを変更するには、documentclass命令のオプションでフォントサイズを指定します。
例えば、12ポイントのフォントサイズを設定するには以下のようにします。
\documentclass[12pt]{article}
また、個別のテキストやセクションに異なるフォントサイズを適用することもできます。
例えば、次のようにして特定のテキストを大きなフォントサイズで表示できます。
{\Large これは大きなフォントです。}
出力:
3. フォントスタイルの変更:
LaTeXでは、フォントスタイルもカスタマイズできます。
以下は一般的なフォントスタイルの例です。
\textbf{太字}: テキストを太字にします。 \textit{斜体}: テキストを斜体にします。 \textsc{Small Caps}: テキストをスモールキャップスにします。
This is \textbf{bold} and \textit{italic} text.
出力:
これらの方法を使用して、LaTeX文書内でフォントとフォントサイズをカスタマイズできます。
文書のスタイルに合わせてフォントとフォントサイズを選択し、美しい文書を作成しましょう。
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