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【微分方程式500問】1,定数係数一階線形常微分方程式(問題付き)

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今回から微分方程式の問題をガンガン解いていきます。
勉強し終わったものの、あれ?覚えてない…となったので復習の意味で記事を書いていくわけです。
もちろん、これから勉強するよという方にもおすすめ。

SEO対策無視していくので(※多分、検索結果に載らない)、この記事を見つけられたらラッキーです。
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定数係数一階線形常微分方程式

一番初めにするところですね。
一般解などでeが出てきたときに「は?どこから来たんや……」と疑問だと思うのでサクッと解決しましょう。

例えば、下の式。
y'+ay=0

これの一般解は
y=ce^{-at}(cは任意定数)
です。

何故こうなるのか下で見ていきます。

一般解について

e^{at}からやっていく方が正しい道なのですが、
理解するためにも、一般解から逆に見ていくことにします。

まず、
y=ce^{-at}(cは任意定数)
より、
e^{at}y=c
です。

次に両辺を微分します。
すると、
\left( e^{at}y\right) '=0 ・・・①
ですね。

ここで
y=e^{at}と見たとき、①は
e^{at}y'+ae^{at}y=0
となります。

あとはe^{at}で割ると
y'+ay=0
このように元の式が現れます。

以上より、一般解は確かにy=ce^{-at}でした。
証明したいならこの逆をしていけばいいです。

次に問で練習します。

一般解を覚えるために、しつこいくらいに問を用意。
秒で解いていきましょう。

① y'+y=0

② y'-2y=0

③ y'+3y=0

④ y'-4y=0

⑤ y'+\frac{1}{2}y=0

⑥ y'-\frac{1}{4}y=0

① y=ce^{-t}

② y=ce^{2t}

③ y=ce^{-3t}

④ y=ce^{4t}

⑤ y=ce^{-\frac{1}{2}t}

⑥ y=ce^{\frac{1}{4}t}

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6問終了、( ..)φメモメモ。

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