【LaTeX】表を横並びに配置する様々な方法と例

LaTeX文書を作成する際、複数の表を横並びに配置したい場合があります。
この記事では、LaTeXで表を横並びに配置する方法について詳しく解説します。
具体的な例を示しながら、LaTeXで表を横並びに配置する方法を説明します。

★おすすめLaTeX教科書・参考書★

リンク

1. minipage環境を使用:

LaTeXで複数の表を横並びに配置するには、minipage環境を使用します。以下は例です。

   \begin{table}[h]
       \begin{minipage}{0.5\textwidth}
           \centering
           \begin{tabular}{|c|c|}
               \hline
               A & B \\
               \hline
               1 & 2 \\
               \hline
           \end{tabular}
           \caption{表1}
       \end{minipage}%
       \begin{minipage}{0.5\textwidth}
           \centering
           \begin{tabular}{|c|c|}
               \hline
               X & Y \\
               \hline
               3 & 4 \\
               \hline
           \end{tabular}
           \caption{表2}
       \end{minipage}
   \end{table}

出力:

この方法では、minipage環境を使用して各表を0.5倍のテキスト幅で配置し、それぞれの表にキャプションを追加しています。

2. subcaptionパッケージを使用:

subcaptionパッケージを使用すると、複数の表に独立したキャプションを追加できます。以下は例です。

   \usepackage{subcaption}

   \begin{table}[h]
       \begin{subtable}{0.5\textwidth}
           \centering
           \begin{tabular}{|c|c|}
               \hline
               A & B \\
               \hline
               1 & 2 \\
               \hline
           \end{tabular}
           \caption{表1}
       \end{subtable}%
       \begin{subtable}{0.5\textwidth}
           \centering
           \begin{tabular}{|c|c|}
               \hline
               X & Y \\
               \hline
               3 & 4 \\
               \hline
           \end{tabular}
           \caption{表2}
       \end{subtable}
   \end{table}

出力は前と同様ですが、各表に独立したキャプションが追加されます。

これらの方法を使用して、LaTeX文書内で複数の表を横並びに配置できます。
minipage環境を使用する方法とsubcaptionパッケージを使用する方法のいずれも、横並びの表を作成するために役立ちます。
必要に応じて選択し、美しい文書を作成しましょう。

ドジソンの本棚

上の『大学数学』から数学記事検索が簡単にできます

【LaTeX】表を横並びに配置する様々な方法と例

1. minipage環境を使用:

2. subcaptionパッケージを使用:

おすすめLaTeX教科書・参考書