
はじめに
今回扱う極限は以下の通りです。
この極限は、不定形 0^0 型 に属し、通常の代入では評価できません。
適切な変形(対数変換)と極限評価によって値を求めていきます。
極限の形と不定形の確認
のとき、
かつ
なので、
これは典型的な不定形です。したがって、対数を使った変形が必要になります。
対数変換による準備
まず、対象の関数を とおき、両辺の自然対数を取ります:
したがって、極限は次のように書き換えられます:
あとは、 の極限を求めることで、元の極限の値が得られます。
極限
の評価
(x → 0 のときの近似)を使うことで、
よって、次の極限と同値になります:
この極限は、不定形 なので、ロピタルの定理を適用するため、分数形に変形します:
分子・分母ともに無限大の形になるため、ロピタルの定理が使えます:
したがって、
最終結果の導出
以上から、
結論
補足:より一般的な形式
このような形の極限評価では、以下の形式を参考にすることが多いです:
この変形は、不定形 0^0型, ∞^0型, 1^∞型 などに対して広く使える重要な手法です。
まとめ
以下、この記事のまとめです。
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