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【確率統計】確率分布の『~』記号の意味は?使い方など

確率分布の『~』とは?

当たり前、ということで説明が省かれることが多い『~』とはなんでしょうか。
ここで簡単に解説しますので、覚えておきましょう。
例としては、
X\sim Fで、『Xは、分布Fに従う』と読みます。
英語では、『X is distributed accoding to F 』で、
このdistributedは分布『distribution』からきています。
『参考文献:新装改訂版 現代数理統計学』で確認できますので英訳としては正しいといえるでしょう。
Google翻訳では『X follows the distribution F』。
こちらでも問題ないです。

使用例

二項分布
X\sim Bin\left( n,p\right)
このBinはBinomial distributionより。

ポアソン分布
X\sim Po\left( \lambda \right)
このPoはPoisson distributionより。

幾何分布
X\sim NB\left( 1,p\right)
このNBは特殊で、負の二項分布の成功回数を1としたときによるものなので、
負の二項分布『negative binomial distribution』のNBからきている。

本&参考書

記事作成にあたって(勉強で)使用したものを下で紹介する。
非常に高評価で、確率統計を勉強していくなら持っておきたい1冊。

また、この本では
測度論を含めて詳しく解説した伊藤清『確率論』を参考書として勧めており、筆者もこれで勉強している。
レベルが高いので、学部3,4年~大学院ぐらいから始めるべきだろう。

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