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【LaTeX】ギリシャ文字のイプシロンとファイとシータの変え方(小文字)

はじめに

ここでは\LaTeXギリシャ文字でεが『思ってたのと違う…』などの問題を解決したいと思います。

一度は読んでおきたい、おすすめ記事⇩
dodgson.hatenablog.com

思っていたのと違う…ε,φ,θ

普通にεイプシロン、φファイ、θシータを使おうとすると、
\epsilon\phi\thetaのようになってしまいます。
\thetaはまだいいのですが他の二つが思っていたのと違う…となるかもしれません。

そんなときは、varを追加すれば解決することができます。
\varepsilon\varphi\varthetaですね。
一応中身がどうなっているのかお見せすると、

\varepsilon
\varphi
\vartheta

となっています。
もちろん、他にも一部となりますが
ギリシャ文字でvarを追加すると変えることができるので、覚えておきましょう。

これだけです。簡単ですね。

使用例

数列の時に、ε-N論法をやりますよね。
あれだと、
\forall \varepsilon >0\exists N\left( \varepsilon \right) \in \mathbb{N} \forall n\in \mathbb{N}
\lbrack n\geq N\left( \varepsilon \right) \Rightarrow \left| a_{n}-\alpha \right| <\varepsilon \rbrack
ですよね?
この中身は、

\forall \varepsilon >0\exists N\left( \varepsilon \right) \in \mathbb{N} \forall n\in \mathbb{N} 
\lbrack n\geq N\left( \varepsilon \right) \Rightarrow \left| a_{n}-\alpha \right| <\varepsilon \rbrack

となっています(少し雑ですが)。
※このままでもよいですが、一部、leftとrightを除いてOKなところがあります。
参考までに。

おわりに

他にも\LaTeXの記事を書いています。
役に立つと思うのでよかったら見てください。

全体の数学記事まとめから見る⇩
dodgson.hatenablog.com

直接、\LaTeX記事まとめ部分に飛ぶ⇩
即解決!大学数学まとめ【院試まで使える】 - ドジソンの本棚

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dodgson.hatenablog.com