証明
『可算の濃度(アレフゼロ)が最小の無限濃度となる』
これを表すと
任意の無限濃度をとして、が成立することである。
なので、この無限濃度をもつ集合をとし、
を示せばよい。
まず、任意の有限部分集合に対し、
である。
の有限部分集合の全体で、べき集合の部分集合をとすれば、
に対し、である。
ここで選択公理を使い、選択関数が存在する。
あとは上の関数を元に、
の部分集合①に対して、
・・・
とすれば、①は可算(つまり、)。
よって単射なものが作れる。
すると濃度の大小関係としてが求まる。
おわり。
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