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(数学英和・使い方)『a.e.』の意味は?(+『a.s.』)何の略なのか。使用例など

ここでは『a.e.』の意味と使用例を確認します。
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意味

何の略か、ですが。
almost everywhere のことです。
『ほとんど いたるところで』ですね。

使用例

ルベーグ積分関数解析などの測度がらみで使います。

ここではa.e.については詳しくは触れませんが、簡単に言うと、
『ある性質を満たさない点で測度0』ということです。


似たような略し方のもので、確率論では『a.s.』があります。
これは、almost surely(ほとんど確実に)というものです。

P\left( A\right) =1で、事象Aがほとんど確実に起こることを意味します。
ただし、このAは全事象とは違うことに注意しましょう。

話を戻して、英語での『a.e.』の使い方は、例えば

~f and g are equivalent if f=g a.e.

など。

他には、

Dirichlet function is equal to 0 a.e.

など。
上はディリクレ関数についてですね。
ルベーグ積分とリーマン積分などの話で登場します。

ウィキの場合

ウィキだと下に説明があります。
en.wikipedia.org

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