ここでは、不等式の問題練習をします。
動画でも解説していますので、よければそちらも見て下さい。
【問題】
を示せ。ただし、とする。
解説
それぞれ偶関数より、を考えればよいことに注意する。
まずは、を示す。
とおくと、
となる。
グラフは下のとおりである。
また、弧と弦を比較することで、次が言える。
において、
であるので、
は増加関数。
参考までに、図を下に用意した。
また、より、
で
である。
よって、において、
次は、
を示す。
とおくと、
である。
また、
である。
これは上で確認したとおり、で
であり、
から、
で
とわかる。
よっては増加関数。
また、より、
で
である。
したがって、において、
示せた。
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