ここではエテマディの不等式を紹介します(面白そうだったので)。
マニアックな内容なので、確率論を専門として勉強している人ぐらいしか見ないかもしれませんが。
エテマディの不等式って?
独立な確率変数,に対して、とし、
部分和を,とするとき、次の不等式が成立します。
証明のヒント
左辺から
長いので証明は省きます。
参考文献など
『確率解析とファイナンス』,岩城 秀樹,共立出版 (2008/6/20)とEtemadi's inequality - Wikipediaを参考にしました。
証明は『確率解析とファイナンス』の方に載っているのでそちらで見てください。
下にリンクを用意しますが、確率解析を勉強するならおすすめです。
リンク